気ままに徒然と

田舎で生活する既婚者の日常など

YAMAHAのTHR-5、ギターアンプだがリスニングにも使える凄いやつ

ども、shotabooo(@fulufulu_sumomo)です。


私、とても貧乏性なんだと思います。買ったモノは基本的に捨てませんし、最期まで大切に使う方だと思います。

ミニマリスト?という最小限のモノだけで生活するというスタイルは合理的なのでしょうが、私はモノに囲まれて生活したいのです。ノイズ万歳!


そんな感じでつらつらと。

YAMAHAのTHRシリーズとは


THRは、ステージ以外の様々なシーンにおいて快適な演奏環境を実現する新コンセプトのギターアンプです。
大型アンプの持つレスポンス、優れたエフェクト、ハイファイなステレオサウンドをコンパクトなボディに搭載しており、ステージを離れてもいつでもギターを弾いていたいギタリストのニーズを満たします。
あなたを待っているのは全く新しい演奏体験です。
出典:THR - ヤマハ株式会社

ギターをいつでもどこでも良い音で弾きたい!というニーズにバッチリ答えたYAMAHAの小型ギターアンプです。

最初に発売されたのは2011年、2014年にはアップグレードしたV.2として発売されました。


発売当初は爆発的な人気を誇り、私も欲しい欲しい欲しーーいッ!と言っていましたが2014年に購入しました。

THR購入するまでの経緯

今までも真空管アンプをモデリングした
アンプはありましたが、どうもしっくりこない、音がスカスカで弾いていて気持ち良くない!という理由で、検討しては購入を断念してきました。


小型の真空管アンプを買うことも検討しましたが、フルアップで使いたいとなると近所から苦情がね、ごにょごにょ…。


その点THRはGAINで歪みの深さ、MASTERでパワーアンプの音量、VOLUMEで全体の音量を調整することが可能で、小さい音量でも真空管アンプをフルアップした時の音を楽しめそう!と思ったのが購入したきっかけでした。

コントロールパネルはこんな感じ

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左側から見ていきます。

AMP

・CLEAN-Fender

CRUNCH-VOX系

・LEAD-Marshall系(JCM800?)

・BRIT HI-Marshall系(JCM2000?)

・MODERN-PeaveyやMesa Boogie系

GAIN

歪みの深さを調整

MASTER

パワーアンプからの音量

TONE

上位機種のTHR-10はBASS、MIDDLE、TREBLEのコントロールが付属。

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EFFECT

・CHORUS-6〜9時

音を揺らす、ウヮンウヮン

・FLANGER-9〜12時

ジェットサウンド、シュワ〜

・PHASER-12〜15時

音の位相をずらす、シュコ〜

・TREMOLO-15時〜18時

音を断続的に出す、パパパパパ

DLY/REV

・DELAY-6〜9時

音を遅らせる、ヤッホー・・ヤッホー

・DLY/REV-9〜12時

音を遅らせながら反響、ヤッホー・・ヤッホゥホー

・SPRING-12〜15時

バネによる反響、ミョーン

・HALL-15時〜18時

大きな会場での反響、ガーーーンッ

INPUT

ギターのシールドを指す場所

PHONES

イヤホンやヘッドホンを差す場所。ミニジャックでは差し込めないのでフォーンジャックが必須

AUX

音楽プレーヤーを接続する場所


という感じです。エフェクター説明の後の効果音はイメージです、文字にするのは難しいので察してください。

上位機種のTHR-10との違い

・1、搭載のアンプタイプ数
THR-5: 5種類

THR-10 : 8種類
THR-5の5種類+ベース、アコースティックギター、フラットの3種類

・2、音質コントロールのツマミ数
THR-5:TONE ひとつ (※1)
THR-10:BASS、MIDDLE、TREBLE の3つ

※1 THR Editorを使用すれば、THR-5でもBASS、MIDDLE、TREBLEの各々調整が可能です。

・3、AUX/USB ツマミについて
USBで接続したコンピューター、またはAUXに接続したオーディオ機器からの再生音量は、
THR-5:AUX/USB ツマミ無、コンピューターやオーディオ機器側で調整。(※2)
THR-10:AUX/USB ツマミ有、THR側でコントロール可能。

※2 THR Editorを使用すれば、THR-5でも USBから入力されるオーディオ再生の音量調整が可能です。
ただし、THR Editor起動中のコンピューターからの調整となります。

・4、USER MEMORY機能について
THR-5:本体にはUSER MEMORY機能無し (※3)
THR-10:本体に5つまでお好みのセッティングの保存可能。

※3 THR Editorを使用すれば、THR-5でもお好みのセッティングの保存が可能です。
保存した設定のTHR本体への読み込みは、THR Editorからとなります。

・5、本体の大きさ・重量

THR-5:271x167x120mm (W×H×D) 2.0kg
THR-10:360x183.5x140 mm (W×H×D) 2.8kg

出力はTHR-5、THR-10ともに10W (5W + 5W)で同じです。しかしキャビネットの違いにより音量感(低音域の響きなどがTHR-5に比べ、THR-10の方が優れております。
引用:ホーム - ヤマハ株式会社

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THR本体の背面にUSBを接続する場所があるので、THRとパソコンを繋げることでTHR-5でも細かい設定ができます。


THR-5でこれといって困ったことはないので、ギターを弾く人ならTHR-5。

ギター以外にも楽器を弾く可能性がある人はTHR-10という選び方でいいのではないでしょうか。迷ったらTHR-10を購入しておけば間違いないです。

実際に演奏してみると

あくまでもモデリングアンプなので、出音に硬さは感じます。しかしピッキングニュアンスには意外と追従してくれるように感じました。

低音は想像していたよりも出ており個人的には嬉しい誤算でした。(スピーカーは8cm×2なので控えめではありますが)


モデルとなったアンプに音色が似ているかは正直分かりませんが、ジャンルを選ばず演奏を楽しめそうです。


さらに驚くべき仕様がコレッ!

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本物の真空管アンプのようにオレンジ色にぼんやりと点灯します。その名もバーチャル・チューブ・イルミネーション!


ギターを弾く方のツボを押さえており、さらに愛着も湧きますね。

オーディオ再生でのTHR

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YAMAHAが提唱している"Hi-Fi"オーディオテクノロジーとエクステンデッドステレオの恩恵を受け、オーディオ再生でも優れた音を聞かせてくれます。


出典:ホーム - ヤマハ株式会社

また小さくコンパクトなので設置する場所にも困らずどこにでも置けるのがいいですね。

PCとAUXを接続してPC用のスピーカーとして使用しても楽しめるのではないでしょうか。小ぶりな本体からは想像もつかない程、音がワイドに飛んできて驚くかと思いますよ。

最後に

ギターアンプとオーディオ再生を高いレベルで実現しているアンプだと思います。本物の真空管アンプのようにオレンジ色に光るのも個人的には好印象です。

アンプにCubase AIがバンドルされていますので、PCとUSB接続を行い細かく音を作っていったり簡単なDAW作業もできます。本当に機材の進化は目を見張るものがあります。


自宅に1台あると中々遊べますよ!