気ままに徒然と

田舎で生活する既婚者の日常など

読書の秋に廃墟本を見ている。興味はなかったけどこれはこれで面白い

ども、shotabooo(@fulufulu_sumomo)です。

妻はオカルト系の話が大好きで、古代エジプトだ、ムーだ、廃墟本が面白いだのと日夜一方通行な会話をしてきます。


やっぱり自分が興味ないもんだから受け答えが適当になってきて、

「ふーん、そうなんだ」

「凄いねー」

なんて感じで受け流していたのですが、それは流石に良くないだろ!と思いまして読んでみたんです。


そしたら意外と面白い


なんか男心をくすぐるものがあったので紹介してみたい、そんな感じでつらつらと。

廃墟本とは


「漫画実話ナックルズ」誌上にて大好評連載中の「廃墟探訪2」が待望の書籍化。連載中には明かされなかった未公開写真載!!

誰もが一度は目にした事のある廃墟。しかし、実際には内部にまで潜入することは勇気がいる。幽霊がいるかもしれない、崩れてしまうかもしれない・・・でも、入ってみたい。そんな好奇心を満たしてくれるのが本書です。著者、カメラマン合わせて全国の廃墟に1000件以上潜入し、廃墟の全てを知り尽くすエキスパート達が送る廃墟の妖しさ、美しさ、楽しさを選りすぐりの30件で紹介します。

廃墟って聞くと心霊スポットのイメージしかなかったのですが、見てみるとこれが意外と面白い。

そこに人がいたであろう風景と家具や建物の朽ちていく美しさを写真と説明文で紹介しています。

最初のページには見開き1面に建物の写真。

次のページでは上半分が建物の内部・外部の写真で、下半分は建物の創業時の様子や廃墟になるまでの経緯などが記されています。


写真1枚ごとに小さく説明文が記されており、クスッと笑ってしまうような感想なんかも載っています。

ここが良かった

建物の当時の様子や廃墟になるまでの過程を読んでいると、「あらあら、これは廃墟になるわー」と何故か共感してしまい、どんどん廃墟本の世界観にハマっていく。

著者の撮影時の服装などがコラムで記されており、興味はないのに隅々まで読んでしまうから不思議。


写真はカラーが多いが一部がモノクロになっている。(予算の都合なのでしょうか)

モノクロはモノクロで過去の産物を象徴しているようで、個人的にはあまり気にはなりませんでした。

儚さや朽ちていく美しさを写した写真は、廃墟=心霊スポットというイメージを覆し、少しだけ廃墟に行ってみたいなという気持ちになりました。

まとめ

廃墟といえど所有者がいるところもあると思いますので、心霊スポットや廃墟だからと無断で入ってはいけないですね。(おばけ出たら怖いし)

興味がないからという理由で今まで読んだことがありませんでしたが、廃墟本は楽しく読むことができました。

現在廃墟本4までシリーズ化しているようなので、続きが気になります。