ヘルプマークをご存知ですか?知っておくだけで誰かの助けになるかもしれない
ども、shotabooo(@fulufulu_sumomo)です。
会社の同僚に障害のあるお子さんがいるので、何かとヘルプマークの話を聞いていて気になっていたんです。
個人的に思うこともありますので、今日はヘルプマークについてつらつらと。
ヘルプマークとは
義足や人工関節を使用している患者、内部障害や難病の患者、または妊娠初期の人等、援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成された、東京都によるマークである。
引用:Wikipedia
外見では分からないが、援助や配慮が必要ですということを周りに知らせるマークとのこと。
今パッと浮かんだ例だと、広範性発達障害や自閉症のお子さんとかですね。
一見見た目は健常者と変わらないのに、奇声や多動、変わった行動などをしてしまい、周りからの罵声や手を挙げられそうになったという話を聞いたことがあります。
ヘルプマークを身に付けていれば、「あの人は障害があるのかな」と周囲に認識してもらう1つの手段になりそうです。
2012年10月より東京都で始まり、徐々にではありますが全国に広まっているようです。
私の住んでいる青森県でも10月より配布開始となりました。
そもそもこういったマークはどれほど認知されているのか
このサイト様に詳しく書かれています。
一般的に浸透していると思っていた障害者マークでも、意味を知っている方は68.8%なんですね。(意外と低いな)
障害者マークが付いた駐車スペースに、年齢問わず健常者が駐車してるのを見ると何かね、切ないです。
ヘルプマークにいたっては11.8%です。今後徐々に普及していくことで認知度が上がっていけばいいんですけどね。
どこで配布しているのか
東京都の場合
都営地下鉄各駅(押上駅、目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅を除く)駅務室、都営バス各営業所、荒川電車営業所、日暮里・舎人ライナー(日暮里駅、西日暮里駅)駅務室、ゆりかもめ(新橋駅、豊洲駅)駅務室、多摩モノレール(多摩センター駅、中央大学・明星大学駅、高幡不動駅、立川南駅、立川北駅、玉川上水駅、上北台駅)駅務室(一部時間帯を除く)、東京都心身障害者福祉センター(多摩支所を含む)等
青森県の場合
ペースメーカー装着や発達障害など、外見では分からない心身障害に配慮できるよう、青森県はリュックサックやかばんに付ける「ヘルプマーク」を10月3日から配る。配布は全国の都道府県で5番目、東北では初めて。
赤地に十字とハートをあしらった縦8.5センチ、横5.3センチの樹脂製。2万個を各市町村を通じて無料配布する。希望者は各自治体の障害福祉担当の窓口で簡単な申請をする。
災害時に周囲が迅速にサポートできるため、かかりつけの医療機関や緊急連絡先を記入する「ヘルプカード」も2万枚用意。ポスターやチラシで県民にマークへの理解と周知徹底を図る。
ヘルプマークは東京都が2012年、全国で初めて導入。同じデザインを京都府と和歌山、徳島両県でも採用している。
青森県の担当者は「ハンディへの理解と障害者の社会参加につなげたい」と話す。連絡先は県障害福祉課017(734)9309。
引用:ハンディ配慮を「ヘルプマーク」青森県配布ヘ | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS
2016年10月現在で、東京都、京都府、和歌山県、徳島県、青森県で配布されています。
希望者には無料で配布しているとのことなので、身内や親戚、ご友人でも気軽にヘルプマークを手に入れることができるとのこと。
ヘルプマークを持っていることで、災害時や緊急時に障害者の方の助けとなりそうです。