気ままに徒然と

田舎で生活する既婚者の日常など

介護職の3Kは世の中のイメージ通りなのかという話



突然ですが介護職と聞いたら皆さんは何を思い浮かべますか。

「安月給でジジ、ババの世話」
「うんことり」
「仕事がキツそう」


もっと悪口というかマイナスな言葉が飛び交いそうですね。

僕は介護職員として働き始めて4年目になります。そこで実際に経験して思ったことをつらつらと書いていきます。

介護の3Kとは

キツい、給料が安い、キタナイの略称です。他にはキケンも入ってくるのではないかと思います。キケンが入ったら4Kになっちゃいますね。

1つずつ僕の経験も合わせて見ていきたいと思います。


①キツい
これはどの業務でその日の介護を行うかによります。個人的には入浴介助と夜勤のオムツ交換はキツいです。

私の施設では3人で夜勤をこなしますが、仮眠後のオムツ交換は睡魔とオムツ交換の人数の多さにやられそうになります。

昔からある古い施設だとクーラーなどの空調が整っていないため夏場は地獄を見ます。

②給料が安い
これに関しては施設の入所定員が決まってる=施設の売り上げが大体決まってるということだと思うので、しょうがない部分ではあると思います。

施設側も売り上げを伸ばそうと介護加算を取ったりと必死なようです。

私の場合ですが介護福祉士の資格を持って働いていますが、基本給+各種手当でそれなりに生活しています。(ちなみに妻は専業主婦でアパート住みです)

③キタナイ
これは排泄の介助のことを主に言っているのかと思います。人様の下の世話をする訳ですからね。

正直最初は見た目と匂いでグロッキーでした。でも介護をやってると何にも感じなくなります。

若い女性も普通に排泄介助してますので慣れれば大丈夫。

④キケン
利用者からの暴言、暴力は少なからずあります。正直凹むこともあります。

あとは感染症。水虫とか疥癬、ノロウイルス、肝炎など上げればキリがない。

他にも利用者がキケンに陥る誤嚥性肺炎などもありますが、これは介護者側の予防や注意で防ぐことが出来ます。

まとめ

介護職で生活していくのは決して不可能なことではないです。既婚の男性職員もいますが、生活に困っているから転職したいとは聞いたことがないです。

介護職は人手不足な事業所が多いかと思いますので、経験がなかったり年齢はハンデになりません。

仕事に迷っている方は一度経験してみても良いのではないでしょうか。